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繊維リサイクル PANECO® | エコマークアワード2026「優秀賞」を受賞 | 廃棄衣類を「都市森林」と捉える繊維資源循環の社会実装と多主体連携が評価

2026/11/07

株式会社ワークスタジオ(本社:東京都新宿区、代表取締役:原 和広)が展開する繊維資源循環プラットホーム「PANECO®」は、公益財団法人日本環境協会が主催する「エコマークアワード2026」において、優秀賞を受賞しました。

受賞対象となった取り組みは、「エコマークとともに広げる繊維資源循環の輪 ~PANECO®による廃棄衣類の価値創造~」です。

エコマークアワードは、日本環境協会が2010年度に創設した表彰制度です。環境配慮商品の普及に関する優れた事例を広く公表するとともに、「消費者の環境を意識した商品選択」と「企業の環境改善努力」による持続可能な社会の形成に向けて、積極的に活動する企業・団体等を表彰しています。

エコマークアワード2026:

https://www.ecomark.jp/award/2026/↗

 

 

エコマークアワード 2026

廃棄衣類を、都市に眠る資源「都市森林」へ

PANECO®は、衣類・繊維製品の廃棄問題に対し、廃棄繊維を単なる廃棄物ではなく、都市に蓄積された資源=「都市森林」と捉えています。

森林から木材を取り出し、木質ボードや家具、建築物へと利用するように、都市に存在する衣類やユニフォームも、役割を終えた時点で廃棄するのではなく、新たな素材へ再資源化し、再び社会で使う。

この考え方のもと、使用済み衣類やユニフォームなどを回収し、粉砕・成形することで、繊維リサイクルボード「PANECO® board S」へ再資源化する技術と仕組みを構築してきました。

PANECO® board Sはエコマーク認定商品です。認定番号は「25 123 008」、商品類型はNo.123「建築製品(内装工事関係用資材)Version2.21」です。

 

PANECO パネコ 繊維リサイクル textile recycling

PANECO® board S | Textile Recycling Board made from Waste Textiles

 

「一度きりのリサイクル」から、繊維資源循環へ

PANECO®が目指しているのは、廃棄衣類を一度別の製品へ変えて終わるリサイクルではありません。

回収 → 再資源化 → 素材化 → 製品化 → 利用 → 再回収という循環をつくり、繊維を「廃棄物」で終わらせず、資源として社会の中で循環させ続けることを目指しています。

そのため、PANECO®では素材開発だけではなく、回収から再資源化、製品化、社会での利用までを一つの仕組みとして捉えています。

 

資源循環システム 繊維廃棄物 食品廃棄物

 

戸田建設、ローソン、東横イン、TDK、ソニーストアなどで社会実装

PANECO®の取り組みは、構想や素材開発だけにとどまりません。

これまで、企業から回収した使用済みユニフォームや作業服などをPANECO® board Sへ再資源化し、床材、家具、什器、時計、プロダクトなどとして再び社会で活用する取り組みを進めてきました。

 

 戸田建設:使用済み作業服を床材へ再資源化し、本社ビルで活用。

 ローソン:使用済みユニフォームをPANECO® board Sへ再資源化し、店舗の床材として活用。

 東横イン:制服をPANECO® board Sへ再資源化して壁掛け時計を製作し、各ホテルのロビーで活用。

 TDK:制服をPANECO® board Sへ再資源化し、オフィス家具を製作して自社オフィスで活用。

 ソニーストア:制服をPANECO® board Sへ再資源化し、ヘッドホンスタンドとゲームコントローラースタンドを製作し、プレゼントキャンペーンで活用。

 

回収して終わらない。再資源化して終わらない。
再び製品や空間として社会で使う。

 

PANECO®は、繊維資源循環を「構想」から「社会実装」へと進めています。

 

環境に配慮したサステナブルなリサイクル建材

 

多様な主体がつながることで、循環を社会の仕組みに

繊維資源循環は、一社だけでは成立しません。

PANECO®では、さまざまな企業から繊維廃棄物を回収し、異物除去などの前処理の一部を福祉施設へ委託。その後、粉砕・成形によってPANECO® board Sを製造し、販売、加工、利用へとつないでいます。

 

排出企業、福祉施設、製造、販売、加工、利用企業

 

それぞれの主体が役割を担い、つながることで、継続可能な繊維資源循環の仕組みを構築しています。今回の選考においても、福祉施設や製造・加工パートナー、繊維商社など、それぞれの役割を担う主体を有機的に結び、パートナーとして協働する持続的な循環型エコシステムを構築している点が評価されました。

 

エコマークを「取得して終わる認証」にしない

PANECO®にとって、エコマーク認定はゴールではありません。

PANECO®は、エコマーク認定以前から企業との連携による社会実装を進めてきました。一方、個別の社会実装から、より多くの企業や設計者が選択できる再生材料へと広げていくためには、PANECO®自身による説明だけではなく、第三者による客観的な評価と信頼が重要だと考えています。

 

選択へ。 採用へ。 利用へ。 そして、次の資源循環へ。

 

PANECO®は、エコマークを単に製品に表示するマークとしてではなく、「社会が選び、広げる素材」になるための信頼の基盤として活用していきます。

 

選考委員会が評価したPANECO®の取り組み

今回の選考では、深刻な衣類・繊維製品の廃棄問題に対し、廃棄繊維を都市に眠る資源「都市森林」と捉え、その思想のもとPANECO® board Sを開発し、エコマーク認定を取得したことが評価されました。

また、繊維を廃棄物で終わらせず再び社会で使うという資源循環の新たな枠組みと具体的な社会実装、多種多様な繊維が混在する分別困難な回収衣類を素材を問わず粉砕・成形する独創的なアプローチによる実用化も高く評価されました。

さらに、福祉施設、製造・加工パートナー、繊維商社など、多様な主体を有機的につなぐ循環型エコシステムの構築、エコマークを客観的な信頼の根拠として活用し「社会が選び、広げる素材」を目指す姿勢、個別製品だけでなく社会全体での取り組みを重視する一貫した姿勢についても評価され、今後の展開への期待が示されました。

 

エコマークとともに、繊維を「廃棄物」から「循環する資源」へ

今回の受賞を一つの節目として、PANECO®は今後も、より多くの企業・設計者・利用者が繊維資源循環に参加できる仕組みづくりを進めていきます。

また、エコマークという第三者認証の信頼を、材料の選択や採用、社会での利用へとつなげ、繊維資源循環の輪をさらに広げていきます。

PANECO®が目指すのは、廃棄衣類から新しい製品をつくることだけではありません。

 

繊維を、資源として循環させ続ける社会をつくること。

エコマークとともに、繊維を「廃棄物」から「循環する資源」へ。

 

PANECO®は、これからも資源循環の社会実装を進めていきます。

 

PANECO® board Sについて

使用済み衣類やユニフォームなどの繊維を再資源化した繊維リサイクルボードです。繊維由来の色彩や質感を生かしながら、家具、什器、内装、床材、各種プロダクトなどへの活用を進めています。

エコマーク認定番号:25 123 008
商品類型:No.123「建築製品(内装工事関係用資材)Version2.21」

PANECO® board S:

https://paneco.tokyo/products/board-s/↗

 

環境に配慮したサステナブルなリサイクル建材-内装材-床材

PANECO® board S

 

エコマークアワードについて

エコマークアワードは、公益財団法人日本環境協会が2010年度に創設した表彰制度です。持続可能な社会の形成に大きく寄与する取り組みを対象とし、選考委員会が評価ポイントに基づいて選考します。2026年度は「エコマークの活用」が最も重視される評価指標とされ、そのほか「市場・社会へのインパクト」「活動の意欲・継続性」「多様な主体との連携」「取り組みの先進性」などが評価されます。

 

参考

エコマークアワード2026:

https://www.ecomark.jp/award/2026/↗

 

PANECO® board S エコマーク認定商品情報:

https://www.ecomark.jp/ecomarkdb/25123008.html↗

 

会社概要・お問い合わせ

株式会社ワークスタジオ
PANECO® 公式サイト:

https://paneco.tokyo/↗