世界では、年間約9,200万トンもの繊維廃棄物が発生しています。
しかし現在、多くの衣類は、焼却処理、低付加価値利用、海外輸出などに依存しており、大量循環を前提とした資源循環インフラは、いまだ十分に確立されていません。
特に大きな課題となっているのが、「混紡繊維」です。
衣類には、
など、複数の素材が混在していることが多く、素材ごとに分離して再資源化することが非常に難しいのが現状です。
そのため、古着回収は広がっている一方で、回収されたすべての衣類が、新たな素材や製品として循環されているわけではありません。

繊維資源循環プラットフォーム「PANECO®」が展開する「PANECO® board M」は、古着や繊維廃棄物を、建材・内装材・家具・什器・床材などに使用されるボード原料へ再資源化する、“社会実装型 繊維リサイクルボード”です。
PANECO®は、独自の特許技術により、
を分別せずに再資源化できることを特徴としています。
さらに、単なる実証実験や限定的なアップサイクルではなく、既存の木質ボード市場への社会実装を前提としていることが、大きな特徴です。

「PANECO® board M」は、年間14,000m³の生産能力(最大)、密度0.75t/m³、廃棄繊維比率51%を前提に試算した場合、年間約5,355トンの廃棄繊維を、ボード原料として再資源化可能です。
14,000 × 0.75 × 0.51 = 5,355
これは単なるリサイクル量ではありません。
既存の木質ボード市場へ接続可能なスケールで、都市に存在する繊維廃棄物を資源化していく、社会実装型の古着リサイクルです。
また、この規模は、国内で公開確認できる繊維リサイクル設備と比較しても、最大級水準の処理規模に相当します。
さらに、「PANECO® board M」は、木チップ49%、廃棄繊維51%という構成により、木材由来原料への依存を減らし、廃棄繊維由来原料への転換を進めることを目指しています。

社会実装型 繊維リサイクルボード「PANECO® board M」
PANECO®が目指しているのは、古着を“ごみ”として処理する社会ではありません。
都市で大量に廃棄される衣類や繊維を、木材資源のように継続的に活用可能な“都市森林”として捉え直し、都市の中で循環させることです。
これまで、
森林 → 木材 → 木質ボード
に依存してきた資源構造は、今後、大きく変わる可能性があります。
「PANECO® board M」は、年間14,000m³の生産能力を前提に試算した場合、都市で廃棄される繊維から、年間約5,355トンの廃棄繊維をボード原料として再資源化可能です。
これは単なるアップサイクルではありません。
都市に存在する繊維廃棄物を資源として活用し、建材・内装材・家具・什器・床材など、社会で再び使われる素材へ転換していく、新たな都市型資源循環インフラです。
PANECO®は、「都市森林」と「都市循環」を接続し、廃棄されていた繊維を、社会を支える資源へ変えていく循環インフラの構築を進めています。

社会実装型 繊維リサイクルボード「PANECO® board M」
これからの古着リサイクルに必要なのは、単なる回収量ではありません。
重要なのは、
「回収したあと、何に再資源化され、どこで使われ、どのように循環していくのか」
です。
「PANECO® board M」は、古着リサイクルを“回収”や“処理”で終わらせず、社会で再び使われる素材へ転換することで、循環経済の社会実装を進めています。
古着を、焼却や廃棄で終わらせない。
都市に眠る繊維を、社会で再び使われる資源へ転換する。
それが、PANECO®の目指す古着リサイクルです。
衣類の再資源化(リサイクル・アップサイクル)・資源循環・サーキュラーエコノミー
https://www.uniform-recycling-project.com/used-clothing-recycling/
繊維廃棄物を都市を支える量産型ボードへアップサイクル
https://paneco.tokyo/paneco-m/
繊維の再資源化(リサイクル・アップサイクル)・資源循環・サーキュラーエコノミー
https://paneco.tokyo/
