・
「繊維 to 繊維リサイクル」
衣類を衣類に戻すという理想的な循環に、いま世界の注目が集まっています。多くのブランドや行政、投資家がこの技術に期待し、大きな資金が動いています。
けれど私たちは問いかけたいのです。
それだけで、本当に繊維廃棄物はなくなるのか?
現在、世界では年間およそ1億トン以上の繊維廃棄物が発生しています。ですが、繊維 to 繊維でリサイクルできるのはごくわずか。単一素材で、色も混ざっておらず、汚れも少ない──そんな条件を満たす繊維だけが対象になります。
現実には、回収されない・再生できない・焼却される繊維が圧倒的多数を占めているのです。
私たちPANECO®は、その現実を変えたい。
そこで開発したのが、繊維廃棄物を価値ある素材に再資源化する**“繊維 to マテリアル”**という新しい循環のかたちです。
繊維を粉砕し、独自のマテリアルリサイクル技術で様々な素材に再生するこの方法なら、混紡・汚れ・色味を問わず、どんな繊維でも資源として活かすことができます。再生された素材は、家具や空間デザイン、什器、建材など、新たな命を宿して再び社会の中で活用されていきます。
しかもこのマテリルは、再び粉砕して次の素材に生まれ変わらせることが可能です。つまり、**一度きりではない「真のサーキュラー」**を実現できます。
繊維 to 繊維が“理想”なら、繊維 to マテリアルは“現実解”。
どちらか一方ではなく、両方の技術が必要です。
そして、すべての繊維に再生の可能性を与えるのが、私たちPANECO®の使命です。
未来を本当に循環させるために。
今ここにある繊維すべてに、価値という出口を。
・
・
・
PANECO®の素材を見る
https://paneco.tokyo/products/
・
資源循環型 繊維リサイクル PANECO®
・