19世紀後半にイギリスで興った「アーツ・アンド・クラフツ運動」
140年の時を経た21世紀前半の現在、その当時の状況と酷似している。
この運動の概念にはなかった「環境」への問題を加え、新たな行動を起こす時ではないか。
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産業革命以降の製造業の著しい発展とグローバル化に伴う大量生産により、製品は画一化と低価格化に向かう一方である。
製品の画一化は、デザイナーや製作者をプロレタリアートにする原因となったのではないか。
製品の低価格化は、労働者の低賃金化の原因となり、経済的格差の二極化の原因となったのではないか。
そして、大量生産による大量消費は大量廃棄を生むことになる。
大量廃棄は地球環境に負荷を与え続けもはや限界に達している。
大量生産・大量消費・大量廃棄の上に成り立ってきた現代資本主義はすでに限界を迎えているのではないか。
今、社会は持続不可能な状況に置かれている。
これらを解決できる唯一の方法は、消費者の行動の変革をおいて他にない。
環境に配慮した、デザインされた、丁寧に作られた、製品以外は自分の家に入れないことである。
今、モノづくりと消費の持続可能な関係を再構築する必要があるのではないか。
今、具体的な行動を起こす必要があるのではないか。
次の世代に持続可能な社会を引き継ぐために。
PANECO Design and Crafts とはそのような思想そのものなのである。
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PANECOは「PANECO Design and Crafts」の思想の元、新たな行動を起こします。
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PANECO Arts & Products
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繊維リサイクル「PANECO®」
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SFGs:Sustainable Fashion Goals(持続可能な ファッションの目標)