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エコマテリアルとは? 建材の種類・選び方とPANECO®の活用事例

2026/10/02

エコマテリアル 建材 PANECO

 

店舗やオフィスの内装、家具や什器に、環境に配慮した建材を使いたい。デザインや素材の質感にもこだわりたい。

そんな空間づくりで検討したいのが、エコマテリアルです。

エコマテリアルとは、必要な機能や性能を備えながら、人や環境への配慮を追求した材料のこと。再生資源を使った素材をはじめ、省資源や長寿命化に配慮した材料など、さまざまな選択肢があります。

建材として採用する際には、環境配慮の根拠に加え、意匠性、使用場所に必要な性能、施工や維持管理まで確認することが大切です。

この記事では、エコマテリアルの種類と建材選びのポイントを解説し、廃棄衣類から生まれるリサイクルボード「PANECO® board S」と、リサイクル床材「PANECO® S floor」の特徴・導入事例を紹介します。

 

◎ エコマテリアルとは|原料から使用後まで考える材料選び

 

エコマテリアルは、自然素材やリサイクル素材だけを指す言葉ではありません。

国立環境研究所の解説では、リサイクルできる材料、有害物質に配慮した材料、少ないエネルギーで製造できる材料、少量で高い性能を発揮する材料などが挙げられています。材料の環境配慮を考える際には、原料調達から製造、使用、廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を見ることが重要です。

建材選びでも、次の視点が役立ちます。

・何からつくられているか:原料の由来や再生資源の活用

・どのように使えるか:用途に必要な性能、耐久性、維持管理

・使い終えた後にどう扱えるか:再使用、回収、再資源化の条件

「環境に配慮した素材」という説明を、具体的な情報で確かめることが、納得できる材料選びにつながります。

 

◎ エコマテリアル建材の種類

 

エコマテリアルを建材として比較するときは、材料ごとの環境配慮の特徴を整理すると選びやすくなります。

以下は、建材選びのための分類例です。一つの製品が、複数の特徴を持つ場合もあります。

 

エコマテリアル 建材 PANECO

 

例えば、「廃棄資源を内装に活用したい」「自社のユニフォームを再資源化したい」という目的なら、繊維由来のリサイクル建材が検討対象になります。

 

◎ エコマテリアル建材を選ぶ5つのポイント

 

1.環境配慮の根拠を確認する

 

原料の種類、再生材の含有率、製造方法、第三者認証など、製品について公開されている情報を確認しましょう。

認証がある場合は、どの製品・仕様が対象なのかまで確認すると、採用理由を正確に説明できます。

 

2.色味と質感をサンプルで確かめる

 

床や家具など、目に触れる場所に使う材料は、実物で確認することをおすすめします。

再生素材では、原料の違いが色味や表情に現れることがあります。照明や周囲の素材と組み合わせ、個体差も含めて設計意図に合うかを確かめましょう。

 

3.用途に必要な性能を確認する

 

内装用のボードと床仕上材では、求められる性能や仕上げが異なります。

家具なら加工や固定方法、床なら歩行・清掃への対応など、使う場所を前提に検討してください。防炎・不燃などの性能についても、対象仕様と適用範囲を確認することが必要です。

 

4.材料費だけでなく、施工と維持管理も考える

 

採用時には、材料費に加工・施工費を加えた費用を確認します。使用中の清掃、補修、交換方法も検討しておくと、導入後の運用まで見通せます。

必要数量、納期、施工条件は、計画の早い段階で相談しましょう。

 

5.使用後の扱いを確認する

 

再資源化を検討できる材料でも、使用後の状態や、接着剤・塗装・他の部材との組み合わせによって扱いが変わる場合があります。

回収や再資源化を計画に含める場合は、導入前に条件を確認しておくことが大切です。

 

◎ 廃棄衣類を内装・家具の素材へ|PANECO® board S

 

エコマテリアル 建材 PANECO

 

PANECO® board Sは、衣類やユニフォームなどの繊維廃棄物を、独自技術によってボードへ再資源化した建材・内装材です。

天然繊維、化学繊維、混紡繊維を活用し、内装や家具などの素材として使用できます。エコマーク認定商品であり、グッドデザイン賞も受賞しています。

 

繊維の色と粒子がつくる、一枚ごとの表情

 

PANECO® board Sには、混ざり合う繊維の色や質感が表面に現れます。一枚ごとに異なる表情と、素材感のあるマットな質感が特徴です。

素材を選ぶ理由を、環境配慮とデザインの両方から考えられます。

例えば、受付カウンターや家具に取り入れ、その素材の由来を紹介する使い方。人が近くで見る場所なら、繊維の粒子や質感が会話のきっかけにもなります。

「役目を終えた衣類から生まれた素材を使っている」という背景を、空間のデザインと結び付けられることが、PANECO®の魅力です。

 

素材の特徴を理解して設計する

 

PANECO® board Sは、木質ボードに近い加工性を持つ一方、色味・質感の個体差や、素材固有の特性があります。採用前にサンプルと製品ページの注意事項を確認し、加工・仕上げ方法を検討してください。

 

内装や家具に、繊維由来の意匠を取り入れたい方へ。

→ PANECO® board Sの種類・仕様・購入情報を見る

 

◎ 廃棄衣類を店舗・オフィスの床へ|PANECO® S floor

 

エコマテリアル 建材 PANECO

 

PANECO® S floorは、PANECO® board Sを基材に採用した環境配慮型リサイクル床材です。

表面に特殊樹脂コーティングを施し、床材としての耐久性、表面保護性、清掃性に配慮しています。エコマーク認定を取得しているのは、基材のPANECO® board Sです。

 

日常的に使う空間で、資源循環を伝える

 

店舗やオフィスの床は、利用者が日常的に接する場所です。

そこに繊維由来のリサイクル床材を取り入れ、素材の背景を紹介することで、環境への取り組みを身近なものとして伝えられます。

来訪者への説明、店舗内の案内、社内への発信など、採用した素材とコミュニケーションを組み合わせることもできます。

 

◎ 自社ユニフォームからつくる「PANECO® S floor Original」

 

PANECO® S floorには、標準仕様に加え、企業や団体のユニフォーム・制服・作業服などを活用して製作する「PANECO® S floor Original」があります。

自社で使われたユニフォームを、自社の店舗やオフィスで使う床材へ。

そのつながりによって、床材に企業固有のストーリーを持たせられます。社員が着ていた作業服やスタッフの制服が、新しい空間の一部になる。原料の由来を具体的に説明できることは、取り組みを伝えるうえでの強みです。

ユニフォームの更新や店舗・オフィスの改装を計画している場合は、回収予定の原料と導入計画を併せて相談してください。

 

リサイクル床材の採用や、自社ユニフォームの活用を検討している方へ。

→ PANECO® S floorの製品詳細・サンプル相談を見る

 

◎ エコマテリアル建材の活用事例|ローソン・戸田建設

 

ローソン|廃棄ユニフォームを店舗の床材に

 

エコマテリアル 床材 PANECO

 

「Real×Tech LAWSON 高輪ゲートウェイシティ店」では、PANECO® S floorが床材に採用されています。原料には、ローソンの廃棄ユニフォームが活用されています。

店舗で働く人が着ていたユニフォームを、店舗空間で使う素材へつなげた事例です。

 

戸田建設|約4,000㎡の本社オフィスに採用

 

エコマテリアル 床材 PANECO

 

戸田建設の本社ビル「TODA BUILDING」では、オフィスエリア4フロア、約4,000㎡にPANECO® S floorが採用されています。原料には、同社の作業服を含む約10トンの廃棄衣類が活用されています。

エコマテリアルを、社員が日常的に使うオフィスへ取り入れた事例です。

両事例は、廃棄衣類の再資源化と、建材としての利用を具体的につないでいます。

 

◎ 用途で選ぶ|PANECO® board SとPANECO® S floor

 

内装・家具用の素材を探しているのか、床仕上材を探しているのかによって、検討する製品が異なります。

 

エコマテリアル 建材 PANECO

 

各製品の用途と仕様は、公式製品ページで確認できます。

相談時には、使用場所、必要数量または面積、導入予定時期を伝えると、具体的な検討を進めやすくなります。

 

◎ エコマテリアル建材に関するよくある質問

 

エコマテリアルとリサイクル素材の違いは何ですか?

エコマテリアルは、材料の機能と人・環境への配慮を含む広い考え方です。再生原料を使ったリサイクル素材は、その選択肢の一つに位置付けられます。

 

エコマテリアル建材を選ぶ際、最初に何を決めればよいですか?

使用場所と目的を決めましょう。「内装に再生素材を取り入れたい」「床材を選びたい」「自社ユニフォームを活用したい」など、目的を整理すると、必要な製品情報や確認事項が明確になります。

 

PANECO® board SとPANECO® S floorは何が違いますか?

PANECO® board Sは、内装や家具などに使用する繊維リサイクルボードです。PANECO® S floorは、そのボードを基材にして表面に特殊樹脂コーティングを施した床材です。床への採用を検討する場合は、PANECO® S floorの仕様を確認してください。

 

自社のユニフォームを使う場合、どのくらいの量から相談できますか?

PANECO® S floor Originalの製作条件は、プロジェクトによって異なります。回収予定のユニフォームの種類・量と、導入予定の床面積・時期を伝え、製作可否を確認してください。

 

◎ エコマテリアルを、実際に使う空間へ

 

エコマテリアル建材を選ぶ際は、環境への配慮、デザイン、必要な性能を、使う場所に合わせて検討することが大切です。

PANECO®は、役目を終えた衣類を、内装・家具の素材や床材として活用する選択肢を提案しています。

繊維の色と質感を楽しむ空間づくりに。
自社のユニフォームを、新しい空間へつなぐ取り組みに。

まずは製品情報と実物の質感から、計画に合う使い方をご検討ください。

 

内装・家具用ボードを詳しく見る

→ PANECO® board Sを見る

 

リサイクル床材を詳しく見る

→ PANECO® S floorを見る